2020年について
2020年は「庚子(かのえね)」、七赤金星の年です。
立春(節分)が一年の始まりで、今年は2月4日18:03が節入りとなります。
2019年に改元され、2020年は令和2年を迎えました。
東洋の暦では、陰陽論が基本となっており、
元号など長いスパンの時代をみる場合にも陰陽が当てはまるそうで、
「令和」は陽の時代に入ったといわれています。
ちなみに、明治の約45年は陽の時代、大正の約15年は陰の時代、
昭和の約62年は陽の時代、「平成」約30年の陰の時代といわれています。
【どんな年になりそう?】
新しい世界へ一歩進みはじめる年になりそうです。
各分野において刷新や大きなアップデートがあるでしょう。
今年は“何を・誰を大事にしたいのかを決めて整理すること“が大切になりそうです。
植物や樹木の成長を活性化させる「剪定(せんてい)」を
イメージしていただければよいかもしれません。
後に美しい花を咲かせるため枝を斧や刃物によって切り落とすように、
後の問題点になりそうなことを、小さい芽のうちに整理しておくという感じでしょうか。
外にそれをアピールする必要はないですが、
なるべくオープンマインドで、きちんと意志をもつことが大事だとおもいます。
何かを変えることで摩擦や抵抗をうむことがありますが、
自分にとって大切なことをはっきりさせておくことで
ちょっと先の自分を助けてくれることになるとおもいます。
そして、自分にとってやった方がよいとおもうことは、
少し勇気を出してトライしてみてください。
無謀なことをやるのではなく、自分にとってやるべきことです。
今年は運気の後押しがあるので、
もし失敗してもトライしたことに評価が得られそうです。
このタイミングを機に二極化がさらに進みそうです。
そこでキーポイントとなってくるのが「人間関係」です。
社会性といった方が近いかもしれません。
深く理解し合うとか共感するといった難しいことではなく、
挨拶をする、お礼をいう、約束を守るなど、
いざというときに声がかけられるような
人として平和的な人間関係を築くということです。
自立した個人のゆるいつながりが理想的です。
“口は災いのもと”で失言や悪口、噂話などは最もタブーです。
相手を否定しないで、自分ならこうおもう・こうするなど、
伝えるのもいいと思います。
SNSなどの書き込みなども注意が必要です。
また、キャッシュレスやスマート家電以外にも、
飲食や農業などさまざまな産業において、
IT/ICTのさまざまな技術を活用したサービスがどんどん広がっています。
日々進化している分野なので、気がつけば自然と日常の中にどんどん溶け込んでいるでしょう。
使う・使わないはどちらでも良いと思いますが、
どういったものがあるのかをチェックしておくだけでも、
展開の早い今の時代をより楽しめるとおもいます。
【2020年の干支と本命星】
庚は金性の陽、子は水性の陽で「相生(そうしょう)」の関係で、
6年ぶりに相性の良い干支の年がきました。
良い年になる可能性が大きいという事です。
「庚子(かのえね)」の「庚」には、
継承・継続する、更(かわ)る、償うの3つの意味があるそうです。
また『鉄や刀』『電化製品』『言葉』『お金』にも例えられます。
新たな時代を作っていくものであり、感覚的で感情を伴うものでもあるので、
必要な時期に必要な対応をするスピード感が重要となりそうです。
「子(ね)」は、十二支の最初ですね。
「子(ね)」は「了」と「一」との組み合わせで「終わり」と「始まり」、
つまり始末という意味だそうです。
原点回帰、新たな局面の展開、物事の増殖を意味してると言えるでしょう。
季節で例えるなら真冬で、春に向けてエネルギーを蓄えていく時期とされます。
「子(ね)」の方位「北」は「親密な人間関係」を意味します。
七赤金星は、「金性の星」で鉱物から加工された「金」を表し、
「経済・金融」をさします。
主なキーワードは、金銭、副業、少女、悦び、娯楽、芸能、食、
口関係(飲食・会話・接吻)、交流、恋愛、結婚、一つ足りない、です。
「庚子」の「庚(かのえ)」は、七赤金星の本座(居場所)となる「兌宮(だきゅう)」に属します。
「子(ね)」とも相性の良い関係で、
尅す関係がないので今年らしさがでるとおもいます。
【過去のふりかえり】
60年前(1960年)の「庚子(かのえね)」
・日米安保条約の改定
・「アフリカの年」フランスからの13ヶ国を含め合計17の国が独立
・池田内閣の「所得倍増計画」
「日米安保条約の改定」や「アフリカの年」のように、
平和への希望が感じられる年になりそうです。
特に今年はオリンピックが日本で開催されます。
各国を代表した戦いの祭典なので、ナショナリズムが高まるでしょう。
同じ“戦い”でも、技を競うことで生まれる連帯感や一体感は、
今後の世界に良好な影響を与えるでしょう。
【経済など】
過去の「庚子(かのえね)」は、成長期でもあり経済的発展へつながりましたが、
超高齢化社会の今、同じような経済的発展は考えにくいので、
人や情報、モノ同士がゆるくつながり、それらを共有する新しい発展の形へとつながっていくと思います。
芸能やサービス業など伸びそうです。
干支にちなんだ株式相場の格言にあるように「子は繁栄」といわれますが、
去年から3年間冬の水気グループ「亥・子・丑」に入りましたので、
大枠は停滞しそうです。
水は「智」を意味し、冬は次の春に向けてエネルギーを溜め込んでいきます。
全体的には、“貯め込む=経済が鈍る”ですが、
個々人は意識的に蓄えていきたいですね。
そして、この「智」の時間が問題を解決していく力になってくれるはずです。
『子(ね)』の年は、経営者に多い子丑空亡の人が天中殺の時期に入るので、
良くも悪くも波乱が起こるかもしれません。
【開運ポイント】
社会性を高めることです。
必要以上に相手を持ち上げなくても良いですが、
怒りをぶつけたり、横柄な態度、人を傷つけるような言動は
いつの時代でも良いことは一つもないとおもいます。
今年は特に気をつけたほうがよいです。
・自分から挨拶をする
・お礼の言葉をまめに伝える
・変化をチャンスとみる
・何か新しいサービスを試してみる
・日記やメモを取る
・相手によって言うことを変えない
・悪口や噂話を言わない
充実した良い年になりますように☆
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