M's Note

九星気学でみる一年

2016年について

2016年は丙申(ひのえさる)二黒土星(じこくどせい)の年です。
九星気学では旧暦を使用するので、節分が一年の境目となり、
正確には、2月4日18:56から始まります。
 
 
“細部にこそ幸運が宿る年”
 
今年は、大地が植物を芽生き育てるように、毎日の少しづつの積み重ねを見直すことが後の宝となります。
 
丙(ひのえ)は、火の兄。方角では南、季節は夏。
万物を育てる太陽の光を表し、さかん、炳(あきら)か、つよいを意味します。
全てにはっきりしていて華があり、短気で激しい側面がある一方、根に持たない楽観的で温かさがあります。
申(さる)は、伸びる、呻(うめ)く、電光を表し、金の気で変容や変化を表します。
丙申(ひのえさる)は、物事が前に進みづらい頑固な木の気から陽気で発展していく火の気へ変わるので、次の2017年にかけて時代の分岐点となる変革期となる可能性が高そう。
今まで見えなかったものや隠されていたさまざまな物事が、明るく照らされ開かれることで変化していきます。
これまでの努力が実を結び成果となったり、逆に問題が表面化したりしそうです。
何か問題が明らかになった場合には、果敢にそして粛々と処理することが今年らしい対応です。
 
 
二黒土星(じこくどせい)は、方角は西南、季節は晩夏から初秋。
母なる大地を代表に、大きな慈愛と受容、生産力、忍耐力、変化変容、柔軟性を象意にもちます。
 
お母さんが子どもを育てるように日々の継続が後の大きな宝となり力となります。
毎日のほんの小さな事柄であっても継続そのものに楽しさが生まれるかもしれないですし、派手さはなく地味かもしれませんが、その分毎日の小さな習慣を何か1つ見直すだけでも幸運へつながるカギとなります。
例えば、500円貯金をする、毎日少し早起きする、毎日拭き掃除をする、使ったら必ず元の場所に戻す、保険の見直しをするなどなど、些細で小さなことでも続けられそうなことをやってみることをオススメします。
できなかったらまたそこから始めればいいんです。
 
そして、九星の中で最も“陰”の強い星であることから、“陰”ならではの良さや存在価値に気づくハズです。
特に女性や母親本来の良さが改めて話題となったり、新しい方向性を示すモデルが登場したり、新しい形の提案が登場しそうです。
また性別に関わらず、周囲の人を支えられる側面を発見することで、“陽”を活かす楽しみや喜びが発見できる人は今後につながる種もみつけられるでしょう。
 
 
世の中の動きを少しづつみてみると、
株式相場では「申酉(さるとり)騒ぐ」といわれますが、十干でも丙と丁の金の気が続くように、経済は陽気で発展し、景気の上向きに希望が持てるでしょう。
むしろ流れにのって積極的に行動に移すことが大事かもしれません。
 
丙年で震宮に九紫火星が入ることから、楽観的で幸せなムードになりやすいため、エンターテイメント界がますます賑やかになりそうです。
 
一方丙は太陽の強いエネルギーを持っているため、強くでると爆発や火災、核など、火に関連する事故の可能性もあります。
身体に当てはめると、火剋金から炎症(インフルエンザや身体の内側の炎症など)、心臓、高血圧などの病気が気になります。
 
 
 
 
では、各星の今年の運気です。 
もし自分の本命星がわからない場合はコチラへ。