M's Note

九星気学でみる一年

2015年について

  • 2015年は、乙未(きのとひつじ)の三碧木星です。
 
気学では旧暦を使用するので、
節分が一年の境目で2月4日からの始まりです。
 
今年は、柔軟な対応と断捨離(モノだけでなく身も心も)が開運のカギとなりそう。
やりすぎや言葉の使い方に注意です。
 
乙(きのと)は、
芽が折り曲がって出づらい様子の象形で、
協調、社交、和合を意味します。
 
未(ひつじ)は、
まだ熟しきらない成長途中の植物の象形で、
昧(まい;暗いの意)、植物が鬱蒼と茂って暗く覆う様子を表しています。
進んでいるけれど、まだ結果がわからないことを示すものです。
また、羊は食料や生け贄とされた貴重な動物で、
幸せと平和を招くといわれるそうです。
 
その乙と未の組合せである乙未(きのとひつじ)は、
木剋土といって、木が土を剋す組合せですが、
草木の性質には調整しやすい順応性があります。
障害があっても乗り越える強さと力を備えています。
 
三碧木星は、
季節は春、方角は東。
草木や若い芽を表し、九星の中で最も若々しく活動的です。
発展、活発、若さ、行き過ぎといった意味を表します。
 
また、雷の象意でもあります。
音は響き渡りますが実体はなく、
しばらくすると何事もなかったかのようにおさまってしまいます。
そんなことから、
激しい、驚き、明朗、淡白、声、音、電気などの意味を表します。
 
 
2014年の甲(きのえ)と四緑木星の木気が、
2015年の乙(きのと)と三碧木星へと続くので、
全体的には安定した穏やかな年になりそうです。
 
昨年とセットになっていることがあるかもしれません。
昨年から持ち越したモノや悪い慣例がある場合は、
それを打破し、問題解決に力をいれることで、
他のものごとへも良い影響が得られます。
 
今まで努力してきた人は、それが実って評価されたり、
障害を乗り越え問題を解決できる時期となりそうです。
問題があった場合は広がる、深刻化すると考えられます。
長年の隠し事が露見して問題になったり、
今までみえていなかったことが見えてくるようなことがありそうです。
 
昨年生まれた新しい芽には、長期的に発展する、成長する、
これから大事に育てるべきものがあります。
 
また、活発で動きが早い年になりそうなので、
フレキシブルな対応や目的のための妥協など、
柔軟な対応が求められそうです。
 
自分にとって何が必要な物事で大事なものなのか、
何に力を集中させていくのが良いのかを考え、
不要な物事をすっきりさせることが今後を好転させる力となります。
仕事や人間関係、生活習慣、持ち物などなど
ほんの小さなことからでも“とにかくやる”ことが大事です。
今までできないと思っていたことが案外すんなりできるようになります。
 
また、音に関することは良い運気を運んでくれます。
例えば、お気に入りの音楽は気分の切替えや気分をあげてくれますし、
ラジオやリーディングブックなども良いです。
 
 
世の中の動きをみてみると、
2014年にあった世界的な紛争や争い、中韓との政治的な揉め事、
自然災害、ウイルス感染なども今後も続きそうです。
自然災害は、土の災害である地震、地滑り、山崩れ、砂漠化、溶岩、森林火災、
また道路での事故も起こりやすいので注意が必要です。
 
また、兌宮に五黄土星が入るため、
問題が続いているヘイトスピーチが海外からの誹謗中傷の元となり、
大きな問題となる可能性があります。
同様に、日常においても言葉や会話絡みのトラブルが増えそうです。
乱暴な言葉による影響が広がりやすいので、
意識的に前向きで丁寧な言葉を選ぶのが良いでしょう。
また、雷やデータの破損や消失など電気による事故に注意です。
 
 
経済的には、
肯定的な火のエネルギーが楽観的なムードを生み、
今年も景気は上向きです。
アメリカやEUの経済も堅調で安定維持しそうですが、
金融や投機、相場などで驚くような波乱があるかもしれません。
 
西暦の一桁が0, 4, 8の人(甲、庚、戊の天干年生まれ)は、
貴人がつきますので、助けが得られ、
円滑で肯定的にしてくれて守りがあるともいわれています。