2019 七赤金星
2019 八白土星
2019 九紫火星
2018について
2018年は、
戊戌(つちのえいぬ・ぼじゅつ)九紫火星(きゅうしかせい)の年です。
九星気学では旧暦なので、節分が一年の境目となり、
2月4日06:28が節入りとなります。
2017年の“変化”がいよいよ動き出し、
2018年は節目となる『変わり目』がキーワードとなりそうです。
戊戌(つちのえいぬ・ぼじゅつ)を五行(ごぎょう)=木火土金水の5つの質でみてみると、
戊(つちのえ)も、戌(いぬ)もどちらも土の陽で「比和」となります。
巨大な山が象意で、同じ性質が組み合わされることで土の性質が強められるので、
良い場合はますます良く、悪い場合はますます悪くなるとされています。
また、戊戌(つちのえいぬ)は、
魁罡(かいごう)と呼ばれる特別な組み合わせの干支の1つです。
吉凶ともに激しい働きをする常識を外れた強さを秘めているといわれています。
個性や専門性が輝かせる良いチャンスなので、
この運気を有効に使うことができれば、大きな飛躍も期待できそうです。
五行の中で土の質は、「万物を育成・保護する性質」をあらわし、
「季節の移り変わりの象徴」となっています。
季節に当てはめると、木は春、火は夏、金は秋、水は冬ですが、
土は季節の変わり目の「土用」をあらわしています。
夏の“土用の丑の日”が有名ですが、
夏だけでなく季節ごとに春夏秋冬の4回あります。
そのことから「変わり目」が戊戌(つちのえいぬ)の年相のキーワードになります。
戊戌(つちのえいぬ)それぞれについてです。
戊(つちのえ);
土の兄。
陽性の混沌とした士気を循環させ、
四季の変わり目の土用を起こすことで生物にも変化をあたえるといわれています。
字義は戈(ほこ)で万物を刈り取り、変化して成る意。
戌(いぬ);
陽の土の質。
陽気が地中に下り、万物が枯渇に移るといわれています。
字形は斧の形で切られ滅するの意。
不要なものや終わったもの、
またこれからの成長にマイナスとなり得るものを
全て切り捨てることで新しくなっていくということです。
正義感強く、誠実熱心な一方、メンツを重んじ、
こうあるべき論が強すぎると運を損ねるといわれています。
四柱推命では、華蓋(かがい)の1つで、
この神殺は芸術的でアカデミックな性質、そして孤独を意味します。
戊戌(つちのえいぬ)の歴史を振り返ってみると、
60年前の1958年;
・関門トンネルが開通。本州から九州まで徒歩でも渡れるようになりました。
・明仁皇太子と正田美智子さんの婚約発表。はじめて民間から選ばれた皇太子妃。
・一万円札発行。
・国民健康保険法が公布。
・この年の下期から61年の下期にかけて岩戸景気と呼ばれた好景気がスタート。
・東京タワー完成。テレビ時代の幕開を象徴。
・日清食品がインスタントラーメンを発売。
・ロカビリー(プレスリーとか)に若者が熱狂。
・阿蘇山の大爆発。
・アメリカ初の人工衛星「エクスプローラ一号」の打ち上げに成功。
120年前の1898年 ;
・米西戦争(アメリカとスペインの戦争)が起きました。
スペインは敗北し、アメリカはカリブ海及び太平洋のスペインの旧植民地に対する管理権を獲得し、
そのほとんどを獲得。
太平洋の覇権が「スペイン」から「アメリカ」へと移り、
・大隈重信内閣が誕生。
それまでの藩閥政治から、日本で最初の政党内閣への大きな変革。
・キューリー夫妻がラジウムの発見。
個人的なおもわくを超えて、
仕組みがどんどん変わっていく時だと感じます。
例えば、今まで手で洗っていた洗濯物を洗濯機がやってくれるようになったように、
日々進化するAIや仮想通貨の台頭など、
テクノロジーの実用化が大きな変化をもたらしています。
特にAIは、その分野で先行しているアマゾンとグーグルが次々と仕掛けている
新しく画期的サービスがこれからますます日常の中に普通に入ってきて、
気がついたら変わったということがますます増えるとおもいます。
また、2017年に神戸製鋼や日産などのがっかりさせられた大企業の不正露呈、
角界のいろいろ騒動、ハリウッドから始まった#metooのセクハラ告発運動などなどから、
多くの人の意識も大きく変わってきてると実感しています。
メンツを重んじたり、これまでのルールや慣習にそれしかないと固執しすぎないで、
別の見方ややり方もあると気づけた時に、
新しい動きやキモチにも余裕がうまれ、
過ごしやすい年になるのかなとおもいます。
九紫火星(きゅうしかせい)は、
方角は南、季節は夏。
文字どおり”火の精”で太陽が象意。
九星で一番盛んな精気といえます。
火は明るく照らす、次々と燃え移ることから、
文明や知性、先見力、華美・美麗、離合(1つの物が2つに分かれる)
・集散、着く・離れるという意味も持ちます。
その他、学問、高貴、名誉・写真、宗教・教育、中年女、
燃焼、薬に関係ある物、争い・裁判などの象意があります。
良きも悪しきも、“火に明るく照らされる”ことで、
今まで表に出ていなかったことが明るみになる年です。
革新的な技術や発明、クオリティの高い商品やサービスに注目が集まりそうです。
各分野でおさめられた功績が高く認められるなど華々しさがある一方、
時代に合わない旧体制や悪しき習慣は改変を迫られます。
信用信頼を守るか無くすで大きく明暗が分かれそうです。
先見力を発揮した企業や人は大きな利益を得ることになるでしょう。
報道や教育の質、本来あるべき公平性が問題視されそうです。
また、感情の高ぶりをぶつけ合う人が多くなり、
夫婦であれば離婚の可能性が高まります。
ただ離婚は悪いだけでなく、
悪縁やくされ縁が切れるなど良い結果を生むこともあります。
精神性や心のよりどころを重視したものが脚光を浴びます。
各国の宗教、日本では神社仏閣やその教え、
各種占いブームが再燃するかもしれません。
美的センスを磨いたり、ワンランク上の習い事への挑戦にも向きます。
ファッションでは上質で華やかな装いが注目を集めます。
最後に、まとめますと、
『良くも悪くも変化しやすい運気なので、どちらへ向かいたいのかを意識する。』
今年は、例えばエスカレーターに乗った時のように、
自分は動いている意識は低いけれど、
実際に物事は動いているというというようなイメージです。
個人ではどうしようもないくらい大きな変化の中にいると
気が付かないことも多いとおもいます。
ただ、今年は自分はどうしていきたいかとか、
今自分がやっていることは、
何のためにやっているのかを改めて考えるのに
とてもいい一年だとおもいます
また後々、今年あったことがターニングポイントとなったと思う人もいるハズです。
今年らしい開運のポイントは、
・個性や専門性を磨く
・口であれこれ言うよりも「行い」や「結果」で示す
・普段から意識して前向きな言葉を口にする
・なるべく感情的な言動は控える
・最先端の研究やトレンドをチェックして、情報を仕入れる
・これまでの価値観にこだわらず、柔軟で臨機応変に対処する
・旅行にツキがある年なので、近場でもいいので様々なところに出掛けてみる
などなどです。
充実した良い年になりますように!
以上が2018年の様相となります。
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では、各星はコチラからどうぞ☆
一白水星 2018
『強い運気を信じて』
キーワード;自信と勇気、行動、礼儀と感謝
秋と冬の間の北西の部屋に入ります。
勢いのある良い時期なので、
惜しみなく実力を発揮すると予想以上の成果が得られそうです。
ぜひ目標を具体的に立てて、
それに向かって1つ1つ行動に移していってください。
元々一白水星の方はちょっと慎重すぎるところがありますが、
今年は自信と勇気が備わってくるため、
自分自身で運を切り開く力強さと逞しさが溢れでてきて、
人生を発展させるきっかけをつかめる年となるでしょう。
人間関係では調和がとても大切な一年です。
特に目上の人や会社の上司からの支援が増える年なので、
ちゃんと礼儀をもって、
感謝の気持ちをしっかり伝えるなど気をつけたいところです。
関係を良くすることで運気がアップします。
気をつけたい点があるとすれば、
勢いがありすぎるのでちょっと上から目線になってしまったり、
また命令口調な態度をとってしまいがちなところです。
仕事においてもプライベートにおいても、
リーダー的な存在になる可能性が高いので、
一方的な態度をとると周りからの応援が得られず、
孤立してしまう可能性があります。
人望なくして運気の上昇はないです。
どんなに良い運勢であったとしても、
謙虚な姿勢は忘れないでいてください。
金 運;つかい方のセンスによって貴方の真価を問われます。
恋愛運;異性への関心も薄れがち。
健康運;心臓、頭部の疾患、血圧、居眠り運転に注意。
仕事運;努力が正当に評価されそう。
吉方位;
・南西,東,北東
凶方位;引越や海外旅行、長期旅行など避けたい方角
・北(五黄殺)
・南(暗剣殺)
・北西(本命殺)
・南東(的殺)
・南東(歳破)
二黒土星 2018
『仕事と遊びのメリハリを大切に』
キーワード;会話、リフレッシュ、遊び、出会い
収穫の秋の部屋に入ります。
公私共に多方面において交流が活発になり楽しく過ごせる年です。
昨年までは畑を耕し手入れをし、
花を咲かせ実を育てて来ました。
実りと収穫の喜びを味わう時期です。
そしてその実りを一人占めしないで、
これまで協力や支えてもらった人たちに感謝してお返ししましょう。
この気持ちが周囲に伝わることで、またよい循環がうまれます。
昨年は、自分を高めるための意識改革や
どんな社会貢献ができるだろうと考えたり、
さまざまな変化に自分自身で気づいた人も多かったのではないでしょうか。
また、昨年気力を奪われるようなプレッシャーがあった人は、
そこから解放されて自分らしさを取り戻せる一年となりそうです。
今までの疲れを癒すべく、
何もかも忘れて心からリフレッシュできることをやってみてください。
計画的にオン・オフを分けると仕事もプライベートも充実します。
表情も柔らかくなってくることで、
良き協力者や素敵な仲間に出会えるチャンスがあるので、
積極的に会合・会食等へ出席して人脈を広げましょう。
遊び仲間からビジネスに繋がる話もありそうです。
ただ、楽しい事を優先しがちなため気が緩みやすいので
仕事でのケアレスミスや言い過ぎ、
説明不足を意識して穏やかな気持ちを保ちましょう。
また、今年は洋服などにも気を遣ってお洒落をして積極的に外出して下さい。
金 運;心と体を癒すためにお金を使ってみてください。
恋愛運;出会い運のあるモテ期です。
健康運;胃の不調、口内炎や歯の病、胸部疾患、血圧上昇に注意。
仕事運;マイペースでできそうです。
吉方位;
・南西
凶方位;引越や海外旅行、長期旅行など避けたい方角
・北(五黄殺)
・南(暗剣殺)
・西(本命殺)
・東(的殺)
・南東(歳破)
三碧木星 2018
『変化を楽しむ心のゆとりを』
キーワード;節目、変化、貯蓄、家族団欒、ストレッチ
冬と春の間の北東の部屋に入ります。
夜明け前の時間帯です。
公私ともにいろいろと変化がありそうです。
外的からくる変化もありますが、
自分自身で変化を求める意識が高くなりそうです。
環境を変えたり、外へ出ていくような大きな変化よりも、
小さな変化を積み重ねるようなイメージです。
例えば、朝起きる時間を早くするといった
日常の中の何か小さな習慣を変えるといったようなような変化です。
ですので、心機一転を狙った転職や
新規事を始めるのは困難を伴いそうです。
つねに若々しくいられる三碧木星の方は、
刺激を求める本能を内に秘めているので、
変化があるのは合っている運勢と言えるかもしれません。
余儀なく変化が起きる場合は反発したくなるかもしれませんが、
現状維持より変化を起こした方がすっきりするでしょう。
それは固まった身体をほぐすストレッチの効果と同じように、
変化を自ら起こすことで
心身ともに良い状態を作っていくことができそうです。
今年はいつもよりも変化を客観的に
眺めるような気持ちで過ごすようにしてみてください。
何か迷った時は一人で悩まず周囲や信頼できる人に相談して、
迷いを内にためこまないでまめに発散してください。
周囲の総意で結論や決定をすると意外にも上手くいきます。
金 運;大きな投資や不動産の売買は慎重に。
恋愛運;運命的な出会いがあるかも。
健康運;肝臓、脳、悪性腫瘍、腰痛と関節痛に注意。
仕事運;転職よりも内部改革を。
吉方位;
・北西
凶方位;引越や海外旅行、長期旅行など避けたい方角
・北(五黄殺)
・南(暗剣殺)
・北東(本命殺)
・南西(的殺)
・南東(歳破)